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Friday Aug 22, 2008

连载(13)

「これを見てくれないか」
 達也は請求書のファイルを真理に渡した。

 「王川梱包って印刷されてますね」

 真理も驚きを隠さなかった。玉川(タマガワ)ではなく王川(オウカワ)だったのだ。
 「仕入れ先情報を確認してくれない?」
 達也は、はやる気持ちを懸命に抑えて言った。

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Saturday Aug 09, 2008

原文连载(12)

まだ、井上部長と経理部の誰かが不正を働いているという証拠をつかんだわけではない。だが、可能性は十分にある。達也の脳裏に「着服」という言葉が浮かんだ。

 とはいえ、水増しした購買代金を仕入れ先に支払ったとしても、その分を自分の懐に入れられるわけではない。
 次に考えるべきことは、どのようにすれば、誰にも知られずに、会社の現金を着服できるかだ。達也は脳細胞をフル回転させた。

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Sunday Jul 27, 2008

原文连载(11)

達也が予想した通りだった。ほとんどの種類の梱包材で、単価だけが少しずつ上昇していたのだ。それは、毎月1円単位のわずかな増加だったが、購入数量を考えると無視できない金額になる。

 最近段ボールの相場が上昇しているという話は聞かない。他にも、なぜ単価が上昇するのかあれこれと考えたが、これといった理由は見つからなかった。 [阅读全文]

Wednesday Jul 16, 2008

原文连载(10)

 ジェピーに入社して1週間が経った。達也は、ジェピーの会社案内、商品カタログ、組織図、決算資料などに片っ端から目を通した。達也の事務机は書類でいっぱいになり、いつの間にか経理部の会議室が仕事場になった。

 この、どこか憎めない青年は、いったん仕事モードに入ると変身する。「さすがにシンガポール大学院MBAコースを首席で卒業しただけのことはある」と経理部員たちはしきりに感心した。達也は全身をビリビリさせ、時折ブツブツ独り言を言いながら、ものすごい集中力で書類に目を通す。[阅读全文]

Sunday Jun 29, 2008

原文连载(9)

 「達也はどうしているかな」
 慣れない左手で湯飲みを持ちながら、宇佐見秀夫は妻の早苗に聞いた。

 「さあどうでしょう。こちらからは連絡してませんから
 「待つしかないか」
 窓越しに大室山を見ながら、秀夫はため息をついた。

半年前の朝のことだった。宇佐見秀夫はいつものように目を覚まし、ベッドから起き上がろうとすると、右足がグニャっと曲がり、そのまま床に崩れ落ちた。しびれのために、足に力が入らない。あわてて早苗を呼ぼうとしたのだが、ろれつが回らない。

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Monday Jun 16, 2008

原文连载(8)

「チーフ・ファイナンシャル・オフィサーの略だよ。米国ではお金に関する最高責任者で、お金の使い方や運用のことを経営者の一員として考える役目なんだ。日本でも、CFOを名乗る執行役が増えている」

 「部長は財務担当取締役ですからCFOじゃないですか?」
 真理が聞き返した。

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Wednesday Jun 04, 2008

原文连载(7)

 ジェピーに入社した日の午後、達也はさっそく経理部会議室にひとり閉じこもり、ジェピーの決算書類に片っ端から目を通していた。まずは会社のビジネスと業績を掴むことから始めなくてはならない。几帳面にまとめられた5年分の決算資料を見終わったとき、ドアをノックする音がした。

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Thursday May 22, 2008

原文连载(6)

「新しい課長に何か質問か要望はないか?」
 斑目は部下に聞いた。すると、若い女性社員が手を上げた。
 「細谷真理といいます。課長は、働く女性をどのように思われますか?」
 「どのように思う?」
 達也は真理の質問の意図がつかめなかった。 [阅读全文]

Tuesday Apr 29, 2008

原文连载(5)

 目が覚めたのは朝の5時だった。今日から本格的に仕事が始まるのだ。気持ちの高ぶりと時差の影響か、これ以上寝られそうにない。達也は身支度をしてアパートを出た。途中、田端駅近くのファストフード店で簡単な朝食を済ませ、山手線で東京駅に向かった。まだ7時にもなっていないというのに、車内は満員だった。 [阅读全文]

Saturday Mar 29, 2008

原文连载(4)

1章 2.工場長 三沢充

 団達也入社の知らせは、その日のうちにインターネットメールで配信され、夕方にはほぼ社員全員に知れわたった。もとより、公式の連絡網ではない。この1年間で3人も経理課長が代わり、誰もが「次の餌食は誰か」と興味津々だった。後任の課長に期待する者は一人もいなかった。

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Friday Mar 21, 2008

原文连载(3)

2話 「管理会計は経営のための会計です」

1章 1.入社

 東京駅北口の改札口から屋外に出た途端、達也は腰を抜かしてしまった。ここがあの東京駅丸の内なのか。

大学生の頃、アルバイトで南口にある中央郵便局に通ったことがある。達也が記憶している丸の内は、低層の古いビルが立ち並ぶいささかレトロな町だった。ところが、目の前には3本の近代的な高層ビルが、正面と左右にそそり立っている。

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Monday Mar 17, 2008

原文连载(2)

 「お客様、ブランデーをお持ちしましょうか」

 客室乗務員がブランデーのミニチュア瓶の入った籐の入れ物を達也に差し出した。
 甘いアイリッシュクリームを1本とり、うす茶色の濃い液体をグラスに注ぎながら、達也はつい4時間前にフォーシーズンズホテルで交わしたリンダとジェームスとの会話を思い浮かべた。

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Friday Mar 14, 2008

原文连载(1)

熱血!会計物語

~経理課長、団達也が行く

1話 「オレの選択は間違っていなかった」

 

プロローグ
── シンガポール・チャンギ国際空港発JL710便

 「これがオレの人生なんだ」

 団達也は、自分に言い聞かせた。隣のシートからは、かすかな寝息が聞こえてきた。読書灯をつけているのは達也だけだった。達也はブランデーのミニチュア瓶に手を伸ばし、スクリューキャップをひねった。

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Monday Mar 10, 2008

译文连载(17)

1   8、寿司店

 

这家寿司店位于文京区。两个人刚掀开门帘还没等进去,就听到里面传来了响亮声音:

“是真理小姐吗?欢迎光临!”

看来真理真是这里的常客。

 

“我来介绍一下,这位是我的上司,团达也。”

“我姓团。”达也对好像和自己父亲同样年龄的店主人点头示意。

“真理得到你的关照了。”

“店长,在公司我是他的前辈哟。”真理噘着嘴。

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Friday Mar 07, 2008

译文连载(16)

    “我向细谷问了一些问题。”达也声音响亮地回答。

    “一些问题?是什么问题?”斑目问。

    “公司的业绩呀,以及会计处理情况。”

    “要想问,就问我或泽口就行了。”

    “因为我看细谷比较闲,所以就问问她。”达也瞅了一眼真理说。[阅读全文]

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